まずはアクセサリーをご覧いただきます。
これらは壊れた時計を分解して部品を再構成して制作されました。
部品の美しさには本当に驚かされ、先人の匠の素晴らしさに心うたれます。
時計は年代物の古いものを使用しています。
懐中時計の時計の進み方を早めたり遅らせたりする部品があります。
それを用いてアクセサリーを作ってみました。
形がスカートを履いた女性のようで、優雅なダンスを踊っているようにも見えます。
この秋は天体をテーマにしたアクセサリーの製作をしております。
まずは「連星」を取り上げました。
連星とは2つの恒星が共通の重力点を軸に軌道運動をしている双子の星です。
腕時計のベース部分と自動巻機構の部品を使用しています。
七日月とは半月の少し前の形の月のことです。
これから月が綺麗に見える季節です。
夜のお出かけなどには天体のシリーズはいかがでしょう。
天体をテーマにして初めてブレスレットを製作致しました。
銅のケースを黒く染めて、ふちを研磨し、金環蝕にみたてました。
中には時計の機構を再構成して レジンで閉じ込めてみました。
2つのスワロフスキーは金星と水星。
日蝕のときには見えることがあります。
金属部品は直接肌に触れないように 裏に木の薄い板を貼ってあります。
ブレスレットの中心部分をリングにしてみました。
リングとしてはかなり大きめのデザインです。
問題点はベースに木を使用したので、着用したまま手を洗うことができないということ。
今後 ベースを金属にするなど可能ですが、リングとしては重いものになってしまうので、
ちょっと考えているところです。
籠に星を捕らえたイメージで製作しました。
真鍮ベースの中心に大きめのスワロフスキーを星にみたて、歯車でケージのように
してみました。
リングのパーツは広げることでサイズを変えられますが、少し指に引っかかる感じがあるので、今後、異なるものに変更する予定です。